5Gにおけるミリ波部品の特性評価

各研究プロジェクトにおいて、5Gの必須要件である大容量と高速データレートの実現に向けて、6 GHz以上、さらには60 GHz以上の議論・評価が行われています。

より高い周波数帯であるミリ波帯において、5G通信装置およびシステムで使用されるフィルタ・ミキサ・アンプ・アンテナなどの構成部品は、高い要求がなされています。これら部品の効率的かつ信頼性の高い特性評価を行う測定システムは、広い周波数範囲、高ダイナミックレンジ、高出力、信号の安定性と信号品質を確保するために、歪を小さくすることや高調波成分をなるべく抑えるなどいくつかの課題を解決する必要があります。簡単なキャリブレーションや操作性だけでなく、正確で安定した測定を確実とするオール・イン・ワン・ソリューションが求められています。

ローデ・シュワルツは60年以上のネットワーク・アナライザにおける蓄積されたノウハウとともに、ミリ波領域においても十分に確立されたテスト・ソリューションを提供しています。

5Gのミリ波部品特性評価 テスト・ソリューション

R&S®ZVAベクトル・ネットワーク・アナライザシリーズは研究室だけでなく生産においても最適な測定器です。フィルタ測定に必要となる優れたリニアリティと、高ダイナミックレンジを有しているだけでなく、アンプやミキサ、そして送受信機の非線形領域での評価においても最適な1台です。簡単な操作性、豊富な測定機能、柔軟性の高いシステム構成、そして高速測定を特徴としています。例えば、67 GHzまで位相コヒーレントな4つの信号源を内蔵しているため、4ポートR&S®ZVAは外部ミキサを必要とせずに、アンプやミキサの2トーン測定を高速に可能にします。高出力で幅広いパワー掃引範囲は、アンプやミキサの送信および圧縮特性の評価においてユーザがプリアンプ用意する必要がありません。

部品の特性評価は、多くの場合、数MHzから数GHzと広い周波数範囲を必要とします。R&S®ZVA110は、10 MHzから110 GHzのミリ波測定まで高い安定性を誇り、簡単な設定でシングル掃引を可能とします。R&S®ZVA-Zxxミリ波コンバータと組み合わせることで、最高500 GHzまでカバーします。

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