TDD/FDD LTE ミックスド・キャリア・アグリゲーションを検証

 ローデ・シュワルツ社(本社:ドイツ ミュンヘン)は、2015年2月16 日、TDD/FDD LTE ミックスド・キャリア・アグリゲーションの試験を実施したと発表しました。


TDD/FDDジョイント・オペレーション技術により、無線ネットワーク・オペレータは異なるデュープレックス・モードで既存の周波数バンドを集約的に使用することができるようになります。この技術は、LTE-Advancedリリース12に準拠したキャリア・アグリゲーションに高い柔軟性をもたらします。

2015年2月16日、ローデ・シュワルツは、TDDとFDDを組み合わせるキャリア・アグリゲーション・モードを用いて、さまざまな周波数バンドを組み合わせた検証試験を実施しました。検証では、ワイドバンド無線機テスタR&S CMW500を使用し、時分割複信(TDD)および周波数分割複信(FDD)の両方を有するLTEネットワークをシミュレートしました。本検証を通じて、異なるデュープレックス・モード内で、データを正常に被測定物(DUT)へと転送できることを実証しました。

本検証結果は、R&S CMW500がTDD/FDDジョイント・オペレーションのための3GPPリリース12に準拠したRFおよびプロトコルにおけるキャリア・アグリゲーションのテストをサポートする唯一のテスト・プラットフォームであることを示唆しています。これにより、ローデ・シュワルツは、ミックスド・キャリア・アグリゲーション技術を採用した未来の無線機器の効率的な開発を支援するだけでなく、ワイヤレス・エコシステム全体をカバーするトータル・ソリューションを提供していきます。

ネットワーク・オペレータは、状況に応じてTDDまたはFDDモードで利用するさまざまな周波数バンドを有しています。同一モード(TDDまたはFDD)における、マルチ・キャリア信号を合成する技術としてキャリア・アグリゲーション技術が既に導入されていますが、TDD/FDDのミックスド・モードの検証により、ネットワーク・オペレータがFDDとTDDのセルを組み合わせたキャリア・アグリゲーション技術の導入を加速させるだけでなく、バンドやスペクトルの選択をより柔軟に行うことができます。さらには、加入者に対してより高いデータ・レートを提供することも可能にします。

ローデ・シュワルツは、2015年3月2(月)~3月5日(木)にスペイン、バルセロナで開催されるMobile World Congress 2015 (ホール6 C40)において、TDD/FDDジョイント・オペレーションのセットアップの展示を予定しています。
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ローデ・シュワルツについて

Rohde & Schwarzグループ(本社:ドイツ・ミュンヘン)は、無線通信の分野に特化し、電子計測、放送、セキュリティ通信、無線モニタリング、サイバーセキュリティにおいて世界をリードしています。設立から81年、世界70カ国以上に拠点を持ち、約9800人の従業員を擁しています。グループの年商(会計年度2013/2014)は、約18億ユーロに上ります。