最大24ポートを1台で測定

マルチポート・ベクトル・ネットワーク・アナライザR&S ZNBT8販売開始

 ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役:笠井伸啓)は、2014年5月23 日から、ベクトル・ネットワーク・アナライザR&S ZNBT8の販売を開始します。

 R&S ZNBT8は周波数範囲9 kHz から8.5 GHzまでをカバーし、4ポートから、最大24ポートまでを1台に実装可能な、マルチポート・ベクトル・ネットワーク・アナライザです。一体型のため外部スイッチによる特性、スピードの劣化がなく、マルチポートデバイスを高速高確度に測定することが可能となります。また、パラレル測定モードを備えており、複数のデバイスの同時測定が可能です。これにより、生産ラインにおける評価効率を大幅に改善することができます。


 R&S ZNBT8は4ポートモデルをベースに、業界唯一、最大24ポートまでを一台に内蔵できる、一体型マルチポート・ネットワーク・アナライザです。140 dB(代表値)のダイナミックレンジ、+13 dBmの出力パワーを有しており、従来の外部スイッチ・マトリクスを使用するソリューションのような、スイッチによる経路損失がないため、端末用スイッチングモジュールや多ポートアンテナ、パワースプリッタ等のマルチポートデバイスを、従来よりもはるかに高い確度で測定することが可能です。内部パス構造はどのポート間でも測定できるフルクロスパスとなっており、必要なパラメータをつなぎ替えなしに測定することができます。校正はポート数に応じて自由に設定でき、最大24ポート校正に対応しています。また、マルチポート自動校正ユニットを用いることで、フル24ポート校正が、最短4回のつなぎ替えで実現できます。

 従来のソリューションでは、測定レシーバの数が2または4と限られているため、マルチポートデバイスのすべてのSパラメータを測定するためには、スイッチを切り替えながら、各測定レシーバで何度も繰り返しSパラメータを測定する必要がありました。R&S ZNBT8はすべての測定ポートに測定レシーバを持つため、多数のSパラメータを同時に測定することができ、マルチポートデバイスの測定をより高速に行うことが可能となります。例えば、24ポートデバイスのすべてのSパラメータ(576パラメータ)を測定する時間は、201ポイントで260 ms以下となっており、従来の10分の1程度となります。また、パラレル測定モードを備えており、最大24個のデバイスを同時に測定することが可能です。これにより生産ラインでの評価の効率化に大きく貢献します。

 R&S ZNBT8は内蔵ディスプレイを備えていないため、外部ディスプレイならびにキーボードとマウスを用いての操作となります。GUIはR&S ZNBシリーズと同一となり、日本語メニューや各種ウィザードを備えているため、どなたでも簡単に操作することが可能です。

R&S ZNBT8の仕様は以下となります。

型番
周波数範囲
ポート数
R&S ZNBT8
9 kHz~8.5 GHz
4
R&S ZNBT8-B108
9 kHz~8.5 GHz
5~8ポートを追加
R&S ZNBT8-B112
9 kHz~8.5 GHz
9~12ポートを追加
R&S ZNBT8-B116
9 kHz~8.5 GHz
13~16ポートを追加
R&S ZNBT8-B120
9 kHz~8.5 GHz
17~20ポートを追加
R&S ZNBT8-B124
9 kHz~8.5 GHz
20~24ポートを追加

コネクタはすべてN(メス)となります。

ここでご紹介したR&S ZNBT8に関する詳しい情報は、こちら

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ローデ・シュワルツについて

Rohde & Schwarzグループ(本社:ドイツ・ミュンヘン)は、無線通信の分野に特化し、電子計測、放送、安全な通信、無線監視と電波探知において世界をリードしています。80年前に設立され、世界70カ国以上に拠点を持ち、約9300人の従業員を擁しています。グループの年商(会計年度2012/2013)は、19億ユーロに上ります。