LTE-WLAN トラフィック・オフローディングに対応

シングルボックス・ソリューションをMWCで発表

 データトラフィックの増加に伴い、LTEネットワークからWLANネットワークへトラフィックを迂回させる事は、ネットワークオペレータにとって革新的、かつ経済的な手法です。こうしたLTE-WLANトラフィック・オフローディングに対応するために、ローデ・シュワルツはワイドバンド無線機テスタR&S CMW500をベースとした、世界初のシングルボックス・ソリューションをMobile World Congress 2014(以下MWC 2014)で発表します。

 ローデ・シュワルツは、LTE-WLANトラフィック・オフローディング評価に対応した、コンパクトで各種設定が可能なシングルボックス・ソリューションを、ワイドバンド無線機テスタR&S CMW500をベースとして開発しました。R&S CMW500は、端末機器の無線通信規格スタンダードに対応するだけでなく、WLANテストに特有な接続環境もエミュレートすることができます。

 LTE-WLANオフローディング技術が確立された背景として、LTEによるデータ通信量の増大が挙げられます。LTEは高速データ通信を含む、モバイルサービスを提供するため、広い帯域を占有してしまいます。また、こうしたデータトラフィックのほとんどは、室内で使用されているモバイルデバイスから生じています。そのため、室内での使用においてWLANは、データ帯域幅の許容量に達した無線ネットワークの負荷を軽減するための理想的で安価な代替手段となります。こうしたLTEからWLANへのトラフィック・オフローディングにはLTE-WLAN間のスムーズな移行が必要です。例えば、WLAN経由のネットワークアクセス認証時には、自動的にSIMカード情報が処理される必要があります。あるいは、ビデオコール中のハンドオーバーでアプリケーションが中断されてはいけないなど、安定したトラフィック・オフローディングを実現するためには、さまざまなテスト・ケースでの評価が必要となります。

 2014年2月24日からスペインのバルセロナで開催されるMWC 2014のブース(ホール6、ブースNo. C40)にて、ローデ・シュワルツは、ワイドバンド無線機テスタR&S CMW500をベースとしたLTE-WLAN トラフィック・オフロード・テストソリューションを発表します。R&S CMW500は、さまざまなテクノロジー検証の対応、認証試験から特定のネットワークオペレータの認証試験までをカバーしていきます。さらに、このソリューションは、スマートフォンだけでなく、インフラストラクチャ側でのLTE-WLANトラフィック・オフロード実装の検証を可能にします。

MWC 2014に関する詳しい情報は、こちらのページをご参照下さい。

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ローデ・シュワルツについて

Rohde & Schwarzグループ(本社:ドイツ・ミュンヘン)は、無線通信の分野に特化し、電子計測、放送、安全な通信、無線監視と電波探知において世界をリードしています。80年前に設立され、世界70カ国以上に拠点を持ち、約9300人の従業員を擁しています。グループの年商(会計年度2012/2013)は、19億ユーロに上ります。