MHLインタフェースのプロトコル試験機

ビデオ・テスタ・シリーズにハイエンドのR&S VTC登場

 ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役:笠井伸啓)は、2012年8月22日から、ビデオ・テスト・センタR&S VTCをリリースします。MHL ( mobile high-definition link )機器の相互接続性試験が行えるビデオ・テスタR&S VTE、コンパクト・ビデオ・テスタR&S VTSに加え、今回、研究開発用途に設計されたハイエンドの製品です。また同シリーズ製品に装備できるHDMI受信モジュール・オプションと、オーディオ解析ソフトウェア・オプションも合わせてリリースいたします。これにより、コンシューマ・エレクトロニクス機器の汎用A/Vインターフェースの接続試験を1台で提供できるようになります。


ビデオ・テスト・センタ R&S VTC                                    
 MHL機器の相互接続性試験(プロトコル試験)のための送信・受信モジュールを装備できるビデオ・テスタ・シリーズに、今回ビデオ・テスト・センタ R&S VTCを追加しました。R&S VTCは最大8スロットのモジュールを装備できるため、複数のMHL機器の試験を同時に行うことや、後述するHDMI受信モジュールと連携して、MHLドングル機器(MHLからHDMI信号に変換する機器)の試験が可能になります。最大8個のインタフェース・モジュールをベースに試験シーケンス作成ツールで自動試験システムを容易に構築でき、R&Dや品質保証、ロゴ認証における試験工数の低減に大きく貢献します。従来のMHLやHDMIの映像・音声信号のひずみを測定する従来の機能も同様に使用できます。ビデオ・テスタ・シリーズで一番大きい11インチのタッチスクリーンはより見やすく、操作性の向上が図られています。

HDMI受信モジュールオプション                             
 HDMI受信モジュールR&S VT-B2360と、R&S VT-2361をリリースします。B2360はフルHDの解像度までをサポート、B2361は2Kx4Kの解像度までをサポートします。VTシリーズの強力なA/V解析ソフト・オプションと組み合わせることにより、HDMIの映像信号波形のモニターや、A/V信号のひずみを測定したり、コンプライアンス試験(HDMI CTS 1.4c)に準じたソース機器の相互接続性試験が行えます。

オーディオ解析オプション                                   
 オーディオ解析オプションR&S VT-K2150はMHLやHDMIモジュールで受信した信号の音声解析が行えるソフトウェア・オプションです。音声信号のレベル、SN比、THD+N、周波数特性、クロストーク、位相測定が行えます。従来のビデオ解析オプションR&S VT-K2100と組み合わせて、デジタルA/V信号の信号測定を、より直感的で評価製品の品質に近いアナログ的な手法で測定が行えるようになりました。

スマートホン、タブレット、ブルーレイ・ディスク、TVディスプレイ、デジタルカメラで広く採用されているA/Vデジタル・インターフェースの信号解析、相互接続性試験、ロゴ認証試験の準備などに最小限の投資で作業負担の改善が図れる魅力的な製品です。
製品の詳しい内容は、以下の製品ページをご覧下さい。

R&S VTC 製品ページ

各種オプション

型番
オプション名
R&S VT-B2360
HDMI RXモジュール (225MHz)
R&S VT-B2361
HDMI RXモジュール (300MHz)
R&S VT-K2150
オーディオ解析ソフトウェア
R&S VT-K2100
ビデオ解析ソフトウェア

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ローデ・シュワルツについて

Rohde & Schwarzグループ(本社:ドイツ・ミュンヘン)は、エレクトロニクス分野に特化し、電子計測、放送、無線モニタリング、セキュアな無線通信において世界をリードしています。79年前に設立され、世界70カ国以上に拠点を持ち、約8400人の従業員を擁しています。グループの年商(会計年度2010/2011)は、16億ユーロに上ります。


MHL (mobile high-definition Link) について

携帯機器向けデジタル・インタフェース技術。
HDMIと利便性を保ちつつ、わずか5端子でHD映像データと音声データを出力できるのが特徴。
MHL機器向けの認証試験スペックが準備されており、入力フォーマットのサポート、伝送特性、機器間通信の互換性などがチェックされます。
MHLに関する詳細は、MHLコンソーシアムの公式ウェブサイトをご覧ください。