汎用デジタル・オシロスコープRTMシリーズ用

車載向けインタフェース CAN / LINプロトコル解析機能オプションの販売開始

 ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役:笠井伸啓)は、2012年3月30日から、汎用デジタル・オシロスコープR&S RTMシリーズにおいて、車載向けCANおよびLINインタフェースのプロトコル解析用オプションR&S RTM-K3を発売いたします。これまでも本シリーズにおいてCAN/LIN信号の様々なパラメータを計測することが可能でしたが、このR&S RTM-K3オプションの採用により、プロトコル・デコードおよびプロトコル・トリガが可能となり、より簡単に通信内容の把握や解析ができるようになります。


 Controller Area Network (CAN) と Local Interconnect Network (LIN) は主に車のコントロール・デバイスとセンサをつなぐシリアル通信バスです。車におけるトラブルは深刻な問題を引き起こす可能性があるため、開発された部品などがCAN/LINインタフェースと共に使われるときに発生する問題とその原因は、信頼性の高い解析によって即座に見つけられなければなりません。ローデ・シュワルツが提供するR&S RTM-K3オプションは、CAN/LINインタフェースの特定のデータにトリガを掛けたり、プロトコルの内容をデコードしてその内容を表示できるため、こうした問題に対する有用なツールとなります。

 既存のI2C/SPI及びUART/RS-232オプションと同様に、プロトコルのデコードはハードウエアによってリアルタイムに行われるため、問題をより迅速かつ確実に発見することができます。この新しいオプションによってR&S RTMシリーズは、送信データの中から特定のメッセージだけを抽出してエラーをチェックするような、より高い柔軟性と解析能力を提供いたします。

 このR&S RTM-K3オプションは、シンプルな設定方法とグラフィカルなアイコンを交えた直感的で容易な操作性を備えています。波形の測定後に解析されたプロトコルは種類ごとに色分けされ、明確でわかりやすいテーブル形式で表示されます。また、ズーム機能を使って特定データの詳細情報を確認することも容易にできます。さらに、解析結果の可読性を高めるために、特定のIDにユーザ定義名("ブレーキシステム"や"ワイパー"など)を割り振って16進数表示の代わりに表示することもできます。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ローデ・シュワルツについて

 Rohde & Schwarzグループ(本社:ドイツ・ミュンヘン)は、エレクトロニクス分野に特化し、電子計測、放送、無線モニタリング、セキュアな無線通信において世界をリードしています。79年前に設立され、世界70カ国以上に拠点を持ち、約8400人の従業員を擁しています。グループの年商(会計年度2010/2011)は、16億ユーロに上ります。